あなたは何歳まで生きますか?

過去に放送していたグリコのCMを覚えていますか?

「赤ちゃんは1日400回笑うという」

「これが大人になると15回に減る」

「幸せだから笑うのではなく」

「笑うから幸せになれるのだ」

これはCM中に紹介されたフレーズです、アランという人が書いた「幸福論」の
一文なのですが、この言葉にはCMとしては放送されていない
続きがありました・・・

「幸福は自分の心の中にあったのに、それを放っておくから
幸せだと感じることができない」
「気分任せにしていると、人間はだんだん暗くなり
ついには苛立ち怒り出す」
「そもそも上機嫌というものは存在しない」
「正確に言えば、機嫌というものは
いつだって悪いものである」

これが本当なら、人間というのは基本的には不機嫌であり、周囲に対して
常に怒りの気持ちを持っているということです。

西洋では人間の性質をこのように考えられていました。

一方で、日本は昔から、中国の影響を受けながら社会や文化を形成してきました。
中国の哲学者である「孟子」が提唱した「性善説」もその一つです。

性善説を簡単に説明すると、「人は本来、善である」そして「その善は絶えざる
努力によって開花される」そしてその結果、「立派な人間になれる」
というものです。

しかし、世の中が徐々に世界基準になっていく中で、性善説が通用しなくなって
きているのではないかと思うのです。

金融庁の報告書で、老後2000万円問題が話題になりました。
医学の発展や、食生活の豊かさによって日本人の寿命は延び、定年退職した後に
2000万円の貯蓄がないと満足のいく生活ができないというものです。

経団連で会長だった中西氏は、「終身雇用なんてもう守れない」と発言しました。

国会議員は税金から給料をもらっていますが、国のため、国民のために、
高い給料に見合う働きをしてくれているのでしょうか。

厚生労働省によると、2019年度の日本人の平均寿命は、男性が81.41歳、
女性が87.45歳でした。寿命が昔よりも伸びていく一方で、
少子化などの影響によって年金の水準は下がっていき、およそ30年後には
厚生年金はおよそ2割、国民年金ではおよそ3割、年金が目減りするという
見通しがあります。

2022年の4月から、高校の家庭科で金融教育が始まりますが、株式投資や
投資信託というのが世間で徐々に認知され始めてきているのをご存じですか?
将来の経済的不安が増す一方で、何か対策をしなければいけないと
考えている一部の人が、投資の勉強を始めているのです。

退職金はどんどん減っていく・・・

年金だけでは老後に満足のいく暮らしはできない・・・

国会議員はすでに国民全員の暮らしを守ろうとは考えていないみたい・・・

私も、お金に関する勉強をしてきて、数年前から株式投資を始めていますが、
そのことを周囲に話すと、こんな声が聞こえてきます。

「株なんかやっても、プロには勝てないから止めた方がいい」

「素人が手を出したって、どうせ搾取されて終わりだろう」

このように考えている人に私は問いたいのです。

「将来の経済的不安を解消するために、何か対策を取っていますか?」

国が何とかしてくれるとか、最悪生活保護があるから大丈夫と考えて、
何も対策を取っていない人が多いのではないでしょうか。

本音と建前がある人間社会では誰も口に出しませんが、貧しいことを嫌い、
無職の人や借金のある人を見下しているのが本音です。
まあ・・・障害者も見下されているのでしょう、実生活からそのように
感じる部分は多々あります。

37歳で障害者になった貧乏人の私が、誰かに頼ることなく生きていく為に
どうしようかと考えて、出した結論は株式市場への挑戦でした。

障害者も健常者も、金持ちも貧乏人も、すべての人に平等なのが株式市場です。
ここでは毎日1兆円から2兆円規模のお金が流れています。

将来に経済的不安を抱えている人・・・特に、自分は下に見られているのでは
ないかと感じている人に、私の心の底からの叫びを届けたい <`ヘ´>

闘え~!

負けと決め込んで黙ってんじゃねぇ!

お金のことを勉強したってお金が稼げるわけではないと思っていませんか?
そう思っている人は大概お金のことを勉強したことがない人でしょう。

将来の経済的不安を解消し、豊かな人生を手に入れたいと願うのであれば、
体を動かし続ける(働き続ける)のではなく、学び続けるのが正解です。

お給料から生計を立てることしかしていない人が、加齢に伴い働けなく
なったら「もう駄目だ」となってしまうのは、雇用される以外ではお金を
稼げないと考えているからです。

2019年10月4日、衆議院本会議における安倍前首相の所信表明演説で、
「65歳を超えて働きたい。8割の方がそう願っておられます。」
言っていました。そんな訳がありません、本音では、「65歳を超えても
働くしかない」ではないでしょうか?

そうなってしまう前に、世の中にはどんなお金の稼ぎ方があるのか
知っておいた方がいいのです。フリーランスでも、投資でも、
農林・水産業でも、たくさんのお金を稼いでいる人は存在しています。

フランスの経済学者、トマ・ピケティは、「21世紀の資本」という本の中で、
「資本主義の社会では過去200年間に渡って格差が拡大し続けており、今後も
その格差は拡大し続ける」と語っていて、「働くよりも、投資をした方が
お金が増える」と言っています。

「貧乏暇なし」という言葉があります。

これは、貧しいと生活に追われて働き通しで、他のことをする時間のゆとりが
ないという意味のことわざですが、貧乏人は勉強する暇を作らないから、
いつまでも貧乏人だという解釈もできます。

勉強すれば分かることですが、貧乏人が働いても働いても、お金持ちに
搾取されるようになっているのが、資本主義の構造です。

「夫婦でこんなに頑張っているのに、なぜか貯金の残高が増えて
いかないなぁ」と思っていませんか?

「働いてさえいれば、いつか報われるだろう」と考えて、問題の解決を
先延ばしにしているとしたら、報われる「いつか」があなたに訪れないかも
しれないと覚悟しておきましょう。

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