人生を生きるコツ

今回は、いれぶんさんの著書「40代から手に入れる【最高の生き方】
~今すぐ知っておくべき人生を左右するやっていいこと、わるいこと~」
という本を紹介します。

著者のいれぶんさんは42歳で人生のどん底を見てしまったそうです、
20年勤めていた会社で窮地に追い詰められ、手を出した株式投資では
700万円の損失を出し、自由に使えるお金が無くなってしまったことで、
家族からの信用も失ってしまいました。

ところが、どん底から2年が経過し、著者の人生は驚くほど激変し、
そこには全く違う世界がありました。
ここで気になるのは、なぜ人生がこんなに変わってしまったのか?
ということですが、それは・・・

「ちょっとしたコツを掴んだから」だそうです。

些細ではありながら大切なことを習慣化し、人生には「やっていいこと」と、
「やってはいけないこと」があると気づいたそうで、何も特別なことを
しなくても、このようなことを徹底すれば人生は確実に
好転すると言っています。

この本の内容を知ることで、今よりも良い人生の扉を開けてみましょう。

自分を諦めてはいけない

「どうせ、自分なんて大したことないよ」とか、「自分の人生なんて
たかが知れている」などと自分の人生を諦めている人はいないでしょうか?

そんな人にはぜひお伝えしたいのですが、今後は自分を諦めるというのを
人生の禁止ルールにしてください。

自分を諦めるというのは、人生で最もやってはいけないことの一つです。
生きていれば誰にでも心が擦り切れて辛い時はあるでしょう、
体調や気分には浮き沈みがありますから、普段どんなに元気な人であっても
人生の波は必ず訪れるものです。

そんなあなたに決して忘れないでほしいのは、全ての人は生きているだけで
価値のある存在であるということです。
生きてさえいれば、また元気になって希望のある未来へ繋がっていきます。

また、「自分の人生はこんなもんだろう」と勝手に限界を作ってしまうと、
自分の本当の能力を発揮できなくなってしまいます。
気持ちはまだまだ進みたいのに、年を取るにつれ目が疲れるようになったり、
肩や腰が痛くなったり、体が疲れやすくなったりしますが、健康は
年を取るにつれ必ず衰えてしまうものなのです。

それでも・・・・

諦めなければいつでも未来は変えられます。

自分への挑戦はいつでもできるのです。

出来ない理由を探すよりも、迷わず飛び込んでみましょう。

自己投資を後回しにしてはいけない

自己投資をすることによって、自分の能力を高めることの重要性が
広く知られるようになりました。
比較的年齢が若いうちは、お金をたくさん持っていませんから、
株や不動産に投資をしても、そんなにリターンは得られません。
そんな時は自分自身に投資をすることが非常に有効です。

このように言うと、「もう自分は若くないから、いまさら自己投資をしても
遅いよ」という人がいるかもしれません。

しかし、自己投資に遅すぎるということはありません!

人間の脳は何歳からでも成長するということが分かっているので、
人生100年時代と言われる今、多くの人が昔よりも遥かに
長生きすることから、何歳であっても自己投資は行うべきなのです。

自己投資にはいろいろな種類がありますが、一番身近なのは
本を読むということでしょうか。
他にも、セミナーだったり、スクールだったり、人に会うことだったり、
旅行だったりということも挙げられます。

あるいは、ちょっと高いレストランで食事をしてみるとか、
高級なホテルに泊まってみるという経験も立派な自己投資です。
一流のものに触れることで視野は広がり、時間やお金、心の余裕を
稼ぐ力が備わります。

真面目すぎる生き方をしてはいけない

世間では、「真面目であれ」とか、「きちんとしていなければ
社会人として失格」などと言われますが、真面目すぎる生き方をすると
実際は損をすることがたくさんあります。

著者も学生時代は、いわゆるクソ真面目と呼ばれる生き方を
していたそうですが、大学を卒業し、就職した会社でビックリするぐらいの
ゆるさを目の当たりにし、社会ってこんなもんなんだ~ということを
思い知ったそうです。

真面目すぎると、

・自分に対して融通が利かない
・周りに対しても融通が利かない
・心が折れやすい
・メンタルの状態を崩しやすい

ということになり、真面目すぎることで悩みが解決できず、
継続することが苦手になってしまいます。

私たちは小学校のころから、「遅刻をしてはいけません」とか、
「ちゃんと宿題しなさい」とか、何かと真面目であることばかり
強要されてきました。
たしかに、ある程度真面目であることは必要ですが、
真面目すぎるということは融通の利かない凝り固まった生き方に
なってしまうという欠点があります。

社会というのは適度にゆるくできているので、
真面目すぎる必要はありません。

そして、真面目すぎる人は必要以上に我慢をしてしまう傾向にあります。

しかし、疲れて余裕がなくなってくると自己判断能力が弱ってしまい、
今いる環境から逃げ出すことさえできなくなってしまいます。
その結果、心の病気になってしまったり、体を壊して大病を患ったり、
命を落としてしまうというのが現実なのです。

我慢をするということと、諦めないということはイコールでは
ないし、自分の目標のためには我慢も必要かもしれませんが、
我慢をすれば目標を達成できるという訳でもありません。

夜に考え事をしてはいけない

仕事や人間関係で嫌なことがあったり、予定通りいかないこともありますが、
そんな日はモヤモヤした気持ちで帰宅することになります。
夕食やお風呂で悶々と考え続けてもすっきりしない、布団に入ってからも
気になって寝れない・・・・

人間の脳というのは、夜はネガティブ思考に陥りやすいという
特徴を持っています。

夜は、一日頑張った脳が疲れていますので、そんな状態で考えても
ネガティブな答えしか出てきません。
だから夜は考えないということを徹底してほしいのです。

夜にあれこれ考えて睡眠不足になってしまうと
翌日にも影響してしまいますので、夜は何も考えずに寝ることに集中し、
朝になってから考え直してみると大体のことは大したことじゃないと
思い直すことができます。
脳が疲れている状態でいくら考えても有効な解決策は出てこないんだと
覚えておきましょう。

当たり障りのない決断をしてはいけない

人生はさまざまな事について、Aなのか?それともBなのか?と、
決断を迫られる場面があります。
このような場面で当たり障りのない決断をしてはいけません。

当たり障りのない決断をすることで、あなたのアイデンティティや
成長がどんどん奪われていってしまうのです。
物事に白黒つけないということは、深く考えなくても良いという
ことなので、とても楽なことなのです。

物事に白黒つけるということは・・・

・相手の立場や目線に立って考える
・この決断によって心を痛める人がいる
・自分も苦しい
・いろいろ考えていると頭が痛くなってくる
・楽な道を選びたくなる

ということなので、そうなってくると、その場をしのぐことができる
グレーな答えを出したくなります。

「皆さんに合わせます」とグレーな答えで周りに同調することが
楽だったことに気付き、「なんだ、こうやって世の中を
渡っていけばいいんだ」と悟ってしまったグレーな答えしか
出さない人になってしまうのです。

誰も傷つかない、その代わり誰も得をしないし、自分も成長しない、
徹底的な事なかれ主義ということです。
ストレスを避けて挑戦しない人生では、当然気づきも成長もありません。
人からも好かれません。
仲間を集めることも出来ないでしょう。

私たちはとにかく楽をしたがる生き物なので、
当たり障りのない決断をして、どんどん楽な道に逃げようと
してしまいますが、決断に関しては楽な道を取ってはいけないと
覚えておきましょう。

そして、決断に加えて私たちが良くない道に逃げがちなことがあります。
それは、「分かったフリをする」ということです。

人は、何歳になっても学び続けることができますが、
30代を越えて社会に慣れてくると、「私はもう出来上がった」という
錯覚を起こしてしまいます。
これまで覚えた事や、経験で何となくこなせるようになると、
学ぶことを忘れてしまい、分からないことがあっても分かったフリをして、
調べたり質問したりする機会が減ってしまうのです。

分かったフリが習慣になってしまうと、人としての成長が
止まってしまいますので、これはとても恐ろしいことです。
常に学び続けるという姿勢を崩さないためにも、
分かったフリをしてはいけません。

給料以外の収入の道をつくる

年収を上げたいと思ったとき、会社からの給料のみで
年収を上げようとしていませんか?
会社で頑張って働いて、どんどん年収を上げていこうとすることは
もちろん正しいことですが、それには限界があります。

大企業と言えども、何があるか分からない時代ですので、
給料以外でも収入を増やすという考え方を持つことが重要です。
例えば、副業や投資などの事業所得からは、経費を差し引けたり、
税金の控除や還付があります。

今はサラリーマンであっても、ネットやSNSを使って
気軽に副業ができる時代です。
投資に関しても、NISAやiDeCoを使って20代のころから
コツコツ運用するだけでも、将来大きな財産を築ける可能性があります。

今からでも遅くありませんので、給料以外の収入の道を作っていきましょう。

疲れない工夫

20代や30代のころは、どれだけ疲れた日でも、しっかり休めば翌朝には
すっきり全回復できましたが、40代になると体力が少しづつ衰えてきます。

目が見えにくくなったり、それが原因で肩こりや首の痛みが発生したり、
食べ過ぎると胃がもたれたり、朝起きても疲労感が残ったりしてきました。
特に、夜更かしをして睡眠不足になると、その影響は2~3日続いてしまいます。

ですが、年だからといって諦める必要はありません。

年を取るにつれて、疲れたら回復に時間が掛かるようになる・・・、
それならば最初から疲れなければいいのです。

具体的には、

・疲れてきたら休憩する
・夜遅くまでは仕事をしない
・同時に2つ以上のことをしない
・無理なことは断る
・暴飲暴食をしない
・睡眠不足の日を作らない

ということが挙げられます。

40代を越えてくると、確かに体力は衰えてきますが、
世の中の渡り歩き方は上手になっていますから、
適度な力の抜き方も分かってくるでしょう。

40代を越えてきたら、早いうちから疲れない工夫を徹底していきましょう。

終わり

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